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よしながふみ『大奥』の手塚治虫文化賞受賞で思うこと

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))
(2005/09/29)
よしなが ふみ

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いささか旧聞になるけれど『大奥』の第13回手塚治虫文化賞大賞受賞についていくつかの感想を述べてみたい。
と、いうかこの結果について報じた、4月19日の朝日新聞の朝刊が興味深かった。

御承知の通り『大奥』は江戸時代の将軍達の治世と<大奥>にまつわる物語を、男女逆転させて描いた画期的傑作なわけですが。
その授賞にあたって朝日に書かれているている短文がなかなか面白かった。

その中で作者よしながふみ氏の言葉がいくつか紹介されているが「逆転の世界で、初めて男女の恋愛が違和感なく描けた」という言葉が特に印象深かった。

作者は、多分今の現実社会での男女の関係を前提に恋愛を描くことに「違和感」があるわけだ。
だから、この短文中にあるように<これまでは主に男性どうしの恋愛を描く「ボーイズラブ」で>多くの作品を描き<人気を博してきた。>のだろう。
しかし、彼女は<男女逆転の世界>で初めて違和感なく<男女の恋愛>を描けたのだと言う。

確かに、第2巻のラストページ、女性である<将軍家光>と男性である<中臈有功>の抱擁=ラブシーンは私のような男性にも違和感はなく素晴らしい。
しかし、女性の読者にとって、この男女逆転のラブシーンはまた違う意味を持つだろう。
ぜひ、女性読者の意見も知りたいと思う。

ところで、この短文中には、<幕末まで構想はできているという。>とある。果たして<幕末篇>で薩長側はどう描かれるのか?そして<「明治天皇」>が女性として作品に登場することはあるのだろうか?
そんな興味もふつふつと湧いてくる。
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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

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